gorod’s diary

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ダンジョン飯の感想

ダンジョン飯

 

名前だけで連想すると、物質世界の循環かな?って思うんですが。

全部の話を読んでいくと…なかなかに現代社会の象徴…と言える内容だったりしました。

 

これはまだアニメでは進んでない部分の感想となるので、漫画を読んでない場合はそっと閉じることを推奨しますw

 

さて。

私が思うこのダンジョン飯ですが。

・循環とは?

共依存が生むものとは?

・自分を信じることが大事

・未来という幻想に迷うよりも、今が大事

というテーマが描かれているような感じがしました。

 

特に、共依存について。かなり興味深かったので、こちらを焦点を当てたいと思います^ ^

 

共依存と言えば、どうしても「自分以外」が必須となります。

そして、その自分以外が存在していないと「恐怖」という感情を体験することとなります。

 

何故、恐怖が発生するのか?

 

自分にはない。

自分にはそんな力がない。

安定を求めている。

変化が怖い。

…などなど。

 

全てにおいて自分自身・循環を否定するからこそ、この恐怖心というのが現れるって感じですかね。

すべてにおいて起こる現象を、ただ出来事として捉えるなら「ただ起きている」だけなのですが、今まで蓄積された「価値観」というもので判断するから、感情が行ったり来たりする…というのを体験し尽くしていると思います。

 

永遠の命…というのも、結局はゴールが存在しないとも言える。

自分自身でゴールを作ることが出来るなら、永遠の命が欲しいとは思わないだろう。

何故、永遠の命が欲しいと。この物語の最初の魔術師が望んだのか…?

これは、死というものに恐怖を感じたから。

その恐怖を他者に託してしまったから、このダンジョンが生まれた。

 

まあ、これがキッカケで、主人公は自分の人生を楽しめた…というのも事実。

なので、共依存が悪とも言えないと言える部分でもあるのだ。

 

すべてはタイミングよく出来事は現れている。

これは全てに言えること。

その出来事をどう捉えるか?

これが人生を楽しくするポイントのように感じる。

 

ポジティブシンキングが良いと、よく巷では言われているが、そうでもないw

無理してポジティブに考える必要もないのだ。

だって、良い・悪い。正しい・間違えというのは存在しないのだから。

自分が正しい・間違えと思えば、自分の宇宙だけがそれを表現しているだけに過ぎず…。

その間(どちらでもない)と感じることが出来たら、「ただの出来事」になるだけである。

 

欲望を叶えるという悪魔が出てきますがw

これも「悪魔」とも言えないんですよねw

この存在がいるからこそ、出来事が起こるだけであって。

その出来事に対して、どう処理するかは自分の選択によります。

 

なので、これを読んで思ったこと。

悪魔という存在も作るのは、結局、自分次第ってことであるw

共依存を作ってしまったのは、自分の責任であると認識すること。

認識してしまえば、対処は非常に簡単である。

そして、それに対して疑問が湧けば、それを取り除くことが可能になる。

疑問が湧かないとは「自分は悪くない」と被害者意識を作っているだけなのだ。

被害者であるということは、現実が変わらないと言える。

 

現実を変えたいなら、まずは疑問を持つことだ。

何故、安定を求めるのか?

何故、他者を必要としてしまうのか?

何故、過程ではなく、結果を求めるのか?

何故、便利が良いと思えるのか?

何故、死を恐れるのか?

何故、お金を欲しがるのか?

何故、仕事をしなければならないのか?

何故、一斉に同じことをしなければならないのか?

何故、やりたいことがやれないのか?

何故、イライラが出るのか?

何故、日々の生活が嫌だと感じるのか?

何故、友達が欲しいのか?

何故、ルールというのが存在するのか?

何故、自己中心的は駄目なのか?

 

…これ以上に沢山の何故が出てくるかと思います。

この自分から湧き起こる疑問を出すことこそ、共依存からの脱却。

そして、本来の自分自身を取り戻すこと。

そして、この人間という人生を始めたキッカケが何となく分かってくるんじゃないのかな?と。

 

この疑問の答えは、全て自分の中にあります。

他者に託すと、また共依存が発生します。

まずは疑問を自分自身に提示する。

そしてのんびりすること。

これでヒントは必ずやって来る。

後は、そのヒントをどう活用するか?

全ては自分自身っていうこと。

これが人生を自分の手に…ということなんじゃないのかな?って思いました。

 

ダンジョン飯を読んで、共依存の無意味…ということが改めて気付かされた感じがします。

だって、希望を過程もなしに他者の力で作られてしまう…って…w

これって、面白いのかな?って思うんですよ。

実現はするだろうけど、自分でやれてないから…結局は「恐怖」しか残らないんですよねw

 

恐怖だけ残ってしまうと、何も考えられなくなります。

自分でやれた!から恐怖というものが作られず、自信へと繋がる。

失敗とジャッジしたとしても、それは後々に成功!と反転することもある。

 

あなたは恐怖をずっと体験するために、人間として生まれたのですか?

 

…ということを、このダンジョン飯を読んだ後の感想でしたw

ダンジョン飯、結構面白いので(共依存を第三者として見ることが出来るw)お勧めです^ ^

 

 

ではでは!